プロジェクト進捗
プロジェクト概要
鹿を捕まえて食べる(仮)プロジェクトとは「鹿を捕まえて食べる」という企画です。そのまんまですね。私達はセンスあるコピーが作れる人をいつでも募集しています。
11月の猟解禁に合わせて、捕獲用の罠の製作から実際に罠を設置、可能であれば捕獲して解体、調理までを通しで行おうという企画になります。
なぜやるのか
全国的にも野生生物の頭数急増・生息域拡大による鳥獣被害が問題となっていますが、ニホンジカの生息域となっている大船渡市においても有害鳥獣対策は重要な地域課題です。
鳥獣被害対策を取り巻く現状としては、増え続ける鹿に対してハンターは減少・高齢化しているという厳しいものがあります。特に農作物の被害が大きく、増え続ける被害と対策コストが耕作放棄に繋がる現状があります。
というわけで、地方の悩みのタネである鹿を捕まえて食べちゃおうというのが今回の企画になります。鳥獣被害に対する直接的な対策にもなり、実際に狩猟に触れる機会にもなり、さらにはギークハウスには農閑期の貴重な食糧がもたらされるという珍しくまっとうで健全な企画です。
なにをやるのか
概ね以下のことをやる予定です。
- 囲い罠の製作
- 罠に取り付けるRaspberry Pi, Arduino等を用いたIoTセンサー開発
- 罠の設置(予定地候補:ギークハウス大船渡、ギークファーム周辺など)
- 捕獲の実践*1
- 鹿の解体
- 鹿肉のジビエ調理
基本的には自分たちで手探りで行っていきます。適宜専門家のアドバイスもいただきながら進行していく予定です。
参考
参加者募集中!
募集要項
ぜひ、大船渡に遊びに来てください。大船渡に来たことある人ない人、鹿狩猟の経験のあるなし、滞在期間などは一切問いません。
このプロジェクトは11月~2月までの比較的長期間行いますが、期間中は何かしら作ったりしているのでお気軽に遊びにきてください。スポット参加でもOKですし、大船渡に長期滞在していただいて手伝ってくれる方がいればもちろん大歓迎です。
ギークハウスへの宿泊も歓迎しています。(1泊あたり1,000円の寄付をお願いしています。)
イベント日程
期間中の主なイベント日程です。
- 2017年11月18日(土)~19日(日)お仕事ツーリズム(地活研)
※本件とは直接関係ありませんが、ツアー参加後にそのまま大船渡に滞在していただくことも可能です。翌週末の制作&設置イベントの準備など。 - 2017年11月25日(土)、26日(日)に囲い罠の制作&設置イベント
- 以降、捕獲を試みます(可能であればWebカメラ等で配信)
- 捕獲に成功した場合、突発で解体・調理イベント
- 第2回ジビエ料理コンテスト向けのジビエ調理のレシピ研究(2017年12月15日(金)締切)
- IoTセンサ開発(シビックテック企画も予定しているのでそちらで開発します)
とにかく囲い罠制作イベント以後は鹿が捕まらないと話が始まらないので、捕まり次第突発イベント開催という感じになると思います。
ちなみに岩手県の狩猟期間は毎年11月15日〜翌年2月15日までですが、ニホンジカの狩猟期間は11月1日〜3月末日と特に長期間に定められています。(参考:公益社団法人 岩手県猟友会)
お仕事をしながら滞在してくださる方も募集しています
今回の企画はギークハウス大船渡の運営会社である地域活性化総合研究所のマルチワーク体験企画の一環としても行われています。大船渡に滞在してお仕事をしながら鹿の捕獲やDIYなどの体験をしていただける方も絶賛募集中です。
期間中は他にもギークハウスのボロ小屋リノベーション、大船渡テレワークセンターの増床なども並行して行うので、何かしらやることはあると思います。
滞在先はギークハウス大船渡、仕事場としてはギークハウス、無料コワーキングスペース、Wifi電源付カフェなどがあります。
お問い合わせ
参加申込、質問などはお問い合わせからお願いします。
*1:罠の設置については狩猟免許保持者と共に行います