ギークハウス岩手三陸大船渡

岩手県大船渡市のIT系シェアハウス。農業・狩猟・田舎暮らし×Tech

ギークハウス大船渡のWebサイトをオープンしました

ギークハウス岩手三陸大船渡のWebサイトをオープンしました。ギークハウス自体のオープンは2015年なのでなんで今さらという感じですね。

hackerhouse.hatenablog.com

 

ギークハウス大船渡も3年目に突入ということで、色々セルフビルドして遊ぼう&住民増やそうという試みをやっていきます。Facebook以外でも情報発信したほうがいいよねということになり取り急ぎブログを作った次第です。

農閑期になるので色々セルフビルドするよ

農閑期でやることも少なくなるのに合わせて「やっぱこれからはDIYだよな」という主席での一言を皮切りに11月~来年2月くらいまでかけて罠を作ったり色々セルフビルドする計画があがってます。

今回のポイントとしては地活研のマルチワーク体験企画として行うところで、汚いお金の話になりますがある程度は予算をつけて取り組めますので、製作に必要な機材道具、IoTセンサなどはこちらで準備できます。とりあえず手ぶらで大船渡に来てもらえればすぐに実践に移れる環境を整えたいと思います。

企画として行うのでプロの人に指導してもらえるように段取りしています。自分たちだけで試行錯誤してるとどうしても時間がかかる部分もありますが、そのあたりを短縮して効率よく知見を獲得できるといいですね。

首都圏や市外の人でもいつでも参加しやすいように同時並行でスポット参加できる形で行う予定です。マルチワーク体験ということで、あわよくばリモート可能な人はギークハウスに滞在してもらいつつ、テレワークセンターとかで仕事してもらって、手が空いたときに工作してもらえればいいなあとか話してます。あとは痛風になるまで三陸の幸をしこたま味わってください。

理想としてはいつ来ても何かしら作ってる状態にしたいですね。

今はまだ企画段階ですが、ざっくり次のようなことをやろうと思ってます。

鹿捕獲用の囲い罠(11月下旬~2月中旬)

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鹿捕獲用の囲い罠を作成します。猟師さんからも美味しい肉を食べるなら銃よりも囲い罠作ったほうが良いとのアドバイスがありました。

兵庫県森林動物研究センターのドキュメント(PDF)が分かりやすいのでこれを参考にしつつ、猟師さんのアドバイスも受けながら作ってみようと思います。

罠が完成したら実際に捕まえられるかを実践でテストしていきます。(協力隊が狩猟免許持ってます。)毎晩ギークハウス周辺にも鹿は来ているのでハウスのそばに設置する予定です。理想は捕獲して解体して食べるまでできるといいですね。

罠本体に取り付ける各種センサー系の開発やWebカメラでの配信なども予定しています。

ボロ小屋リノベーション(12月上旬~2月中旬)

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ギークハウス大船渡には古い倉庫があるのですが、少々持て余している感もあるので床、外壁、内壁なんかをリノベして母屋とつなげようという思惑があります。

後述するテレワークセンターの増床の練習台という意味合いもあります。壁と床を張り替えるだけでも結構いい感じにできそうです。

防音仕様にして初の個室ビデオルーム付きシェアハウスにしたいところですね。

大船渡テレワークセンターの増床(2月上旬~2月下旬)

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無料のコワーキングスペースやシェアオフィスのある大船渡テレワークセンターが年明けから3部屋増床予定です。DIYだリノベだと言っているのはこれを本番に据えてる部分もあります。基礎、水回りなどは業者に作ってもらいますが、他の部分はワークショップ形式で作っていく予定です。

増床分はレーザーカッターやプロトタイプカッターとかの工作機械を置いたものづくりスペースになる予定です。簡単に書きましたが何百万もする機械が導入されるので結構すごい。内装も自分たちで行うので、おじさん達だけで作ってしまう前にインテリア好きな人とかに来て欲しいところです。富士ソフトさんの隣だしofunato.makeにしようぜギャハハハ、というような大変危険な会話が現在なされていますので何卒よろしくお願いします。

ギークハウスの住民を増やしたい

上記の通り、遊びに来てもらえるような企画の話もありますが、個人的にはギークハウスの住人を増えればいいなあという思いも強いです。

オープンしてからちょこちょこ住人がいる時期もありますが、地域おこし協力隊の住居として利用している現在まで一貫して入居者数は少人数で推移しています。(訂正:ちゃんと満室時期があったみたいです。ドミトリー未導入なので5人。)もちろん、住民以外にも一時滞在者の拠点にもなっているので人の出入りは結構あるのですが。

物件のキャパシティとしては住民8人くらいはいけるのと、黒字運営のためには常時5人以上入居している状態が望ましい感じです。なので、より一歩進んでもうちょいギークハウスっぽく運営できたらなと言う感じです。

物件をシェアハウス向けに改装したい

現在の住居は賃貸ですが、契約終了後は取り壊し予定となっているため、実は基本的には自由にいじっていい物件でもあります。

現在は少人数のため、1人1部屋を個室使用している感じですが、都内のギークハウスのように寝室はドミトリーで一部屋に集約。また作業スペースとしてもくもく部屋に設置するために和室一部屋をフローリングに改装しようかなと考えています。

久々に和室を使用して気づいたのですが、やはり座椅子を使っていても体への負担が厳しいので長時間作業に向かないんですね。あとはシェアハウスは空間をどう作るかが結構重要なのでこの辺も住民で考えていきたいです。

もう少しギークハウスっぽく運営できると面白くなる気がする

ギークハウス大船渡の面白いところは、復興・地方創生を仕掛けてる人達ともゆるくつながってるところかなと思います。今現在は協力隊の住居だったり、一時滞在者の宿泊施設としての利用が多いですが、都内や他のギークハウスのようにエンジニアやニート、ギークな人達が生活していれば、地域のちょっとしたプレイヤーの一人になっててもっと面白くなるんじゃないかなと思うわけですね。

僕個人としては無職では得られない仕事した感を得るためにお仕事ドキュメンタリーを間近で見られる感覚なので、もっと色んな人を巻き込めると楽しくなりそうです。

長々と書きましたが、セルフビルド関係の詳細はまた別途告知しますので、よろしくお願いします。Facebookページもいいね!しとくとたまに更新されますよ。