住人の種延です。僕以外の住人は忙しいのでもはや個人ブログと化していますね。
さて、オープン記事でも触れてましたが11月よりいよいよ猟期に入ります。ということで鹿を捕まえて食べるプロジェクト、名付けて鹿を捕まえて食べる(仮)が始まります。
(仮)は本当にこの名前でいいのかという迷いがあり勝手につけましたが、多分このまま実施されるでしょう。
今回はシカの捕獲に囲い罠というものを制作します。1匹捕まえる箱罠のもっとでかいバージョンですね。
さて、おそらく捕獲を試みたりと長期間の企画になるのですが、第1回イベントとして11月25日(土)と11月26日(日)に囲い罠を作るイベントをやるので大船渡に遊びに来てくださいというアナウンスです。参加は下のFacebookイベントからお願いします。
設置候補地
さて、罠の設置予定地です。東から順に川、ギークハウス、畑、線路、山という立地になっていますが、毎夜毎夜鹿がミネラル摂取のために線路を舐めにきたり、川の水を飲みに東側の山から降りてきます。
ギークハウスの東側に川が流れていて、西側に鉄道を挟んだ向こう側が山になっていて、そこから毎夜毎夜鹿が降りてきます。
ギークハウスの庭&畑ですね。収穫寸前に鹿に食われるという出来事が繰り返されたため、ギークファームがある今はほぼ放置されています。自生しているレモンタイムが哀愁を感じさせますね。
ここに設置できるとWifiやLANケーブル、配電回りでも色々捗りそうです。一応ここが最有力候補地です。ギークハウスの隣の敷地も遊休地になっているのでそちらをお借りできればいいなあという話をしています。
懸念事項としては柴犬を飼い始めてからは家のそばまでくることは減ったのでそこが逆に問題になりそうですね。
他にも貨物駅の方にかけて平地があります。岩手開発鉄道の敷地なので福山研究員の交渉次第では使えるかもしれません。
日頃市駅です。ここの奥の沿線には毎夜ほぼ100%鹿が線路をペロペロしにきてるので期待値は高いエリアではあります。
鹿のお気に入りスポットですね、線路の奥側に許可をもらって箱罠を置くのも面白そうです。
ちなみに鹿は食害以外にも線路との衝突事故が度々発生していて、その度に路線ストップしている鉄道会社も頭を悩ませている問題でもあります。
ギークファームも候補地に挙がっています。ウッドデッキも作ってるので果たしてスペースはあるのか。
どんな罠を作るかというところからやります
囲い罠を作ろう!と息巻いてはいますが、細かいところはまだまだ考えなければなりません。
まず嬉しいお知らせですが、囲い罠はそれなりにお金がかかるのですが、今回は移住促進的なマルチワーク推進企画としても行うので制作にかかる費用はある程度は負担してもらえます。せっかくなので平泉の藤原氏に負けないくらいの黄金の装飾を施して怒られたいですね。
こちらの資料(PDF)で紹介されている簡易囲い罠は支柱パイプとワイヤーで10万円です。これでも安価な方らしく、メリットは設置&撤去がしやすいところ。
兵庫県の資料(PDF)の方は、作り方は詳細に書いていませんが、飛び越え防止用の返しがあります。これは鹿の跳躍力を知っている人にとっては納得で、あいつらネット張っても平気で飛び越えますからね。
北海道のエゾシカ用の囲い罠の資料を見てみると、網にさらにブルーシートで囲うのがポイントのようです。仕分け用のスペースもあってかなり本格的です。エゾシカ捕獲資料は超大型のものが北海道のスケールを感じさせますね。
あとは罠本体だけでなく、鹿を処理するためにどのように運搬するかというところまで考えなければなりません。肉としての味を追求するならなんとか猟銃を使わずに鹿肉処理したいねという話もしてますが、ちょっと考えないと危険ですね。ともあれ、そういう部分から考えるイベントになるのでアイデアある人どしどし参加してください。
設置後の構想
罠が完成したら実際に捕獲のために運用していきます。
基本的に囲い罠は遠隔監視しながら手動で大量捕獲するためのツールのようです。なので、監視用のカメラの設置も考えたいですね。ここらへん、画像認識で何匹いるか判定して罠作動ということもできそうですが、どうなんでしょうね。イベント参加者向けにWebカメラで中継したいという話もしています。
IoTセンサー系の類も制作予定です。ゲートに動態検知とかでいけるんですかね。こちらはシビックテック大船渡という地域課題をテクノロジーで解決しようという取り組みもあるのでそちらで開発することになりそうです。
ともかく、ニートとしてはタンパク源を定期供給できる仕組みがあれば最高の環境になります。住人に狩猟免許保持者も多いので、ギークハウス大船渡に来れば鹿がさばける無職になれるというのなかなかの魅力なので実現したいですね。
というわけで参加者募集してます
大船渡に遊びに来て囲い罠を作っていきましょう。遠方からお越しの方はぜひギークハウス大船渡に泊まっていってください。ギークハウスに興味がある人は内見ついでにイベント参加しちゃいましょう。
イベント日程は土日の2日間ですけど、進捗具合で適当に市内観光とかもできればいいなあと思ってます。
この囲い罠制作イベントの前週11月18日(土)〜19日(日)に地活研プロデュースのお仕事ツーリズムという観光イベントがあります。東京送迎付きでかなりトチ狂った料金設定なのですが、裏メニューで東京に帰らずにそのまま大船渡に滞在もOK(値引きはできないですが)なので、ツアー参加してそのままギークハウスで滞在して僕とラブライブを見ながら翌週の囲い罠イベントに参加ということもできるので、希望者はご相談ください。そのままずっと帰らなくてもいいですよ。
鹿を捕まえて食べるプロジェクトは囲い罠制作後も継続的に行っていきます。プロジェクトページにまとめていきますのでそちらもチェックよろしくです。